教官 | 田代 亜紀子 |
教科(講座) | 英語で学ぶ東南アジア |
投稿者 | THat |
投稿日 | 2025年02月18日 |
評価 | 鬼 |
テスト | |
レポート | あり |
出席 | あり |
コメント | ・英語演習中級の授業である。はっきり言ってすこぶる重い。英語で学ぶ東南アジアとあるが、実態は、世界遺産や文化についての英語での議論と、4回にもわたる発表の繰り返しである。座学(?)は、先生が英語(たまに日本語)で、あるテーマについて導入をし、それについて少人数班で議論をする。班は先生で作られ、なぜか班の名前を名付けさせられる。
・学期中には計4回ものプレゼンがある。1回目はある文明の紹介、2回目はある話題についての賛否を述べるもの(5分程度の簡単なもの)、3回目は同じくある話題について議論しまとめる、4回目は自分で立てたリサーチクエスチョンについて考察するというもの。最後のプレゼン以外はグループでやる。準備時間は授業内で取られておらず、時間外で時間を見つけなければならない。さらに、参考資料はネットは基本NG。何かしら本or論文を見つける必要がある。加えて、3回目のグループプレゼンは班の中でディスカッションをせよと指示され(時間外に!!)、班の意見をしっかりまとめる必要がある。そして最大の鬼ポイントは、プレゼンやその他授業時間内での意見発表の時間で先生から質問で詰められることである。英語で。解答も英語でやる必要がある。はっきり言って難易度が高すぎる。日本語ですらなかなか難しい話題にたいして、英語で答えることなどできるはずもない。にも関わらず先生は笑顔で詰めてくる。個人プレゼンはテーマから考えなければならない。授業では遺産や歴史の分野が中心であったが、経済などでも問題はない。「年末年始は休めないよ」と言ってくるが、その通りで年末年始の休みを返上して考えないと詰む。
・上に述べた通りだが、全体的に、先生が怖い。笑顔で煽りを見せてくるタイプ。スマホをいじってSNSでもしようものなら即不合格らしい。個人プレゼンに出なかった人にも「さようなら〜」と笑顔で言っていたし、悪魔的である。さすがは、あの英語2の統括者というべきか。私は、英語2のボスがどんなもんかというちょっとした興味と、東南アジアという地域に惹かれてこの授業を取ったのであるが、はっきりいって後悔している。シラバスにも、「入門書や論文を読む」など書かれているが、こんなの見たら授業時間内でreadingの演習とレクチャーをするのかと誤解するだろう。実態は、(プレゼンの準備として)論文を(自分で翻訳ソフトを用いて)読む(読まないと詰む)、というものである。れっきとした罠に見える。
・個人プレゼンが終わったら、英語レポートが課される。当然、英語レポートを書くルールやスタイルも学ぶ必要がある。いちおう動画教材は見せてもらえた。ただ、ちょっとずつレポートを書いてフィードバックをもらうというものはなく、ライティングは一発勝負である。DeeplやChat GPTも頼りにしたが、それで問題はないと思う。
授業内容:難(英語での議論は無理すぎる)/課題:重/作業量:重(時間外のプレゼン準備が重い。プレゼンの数も多い)/名前に惹かれたのが失敗でした。英語演習は全体的に地雷が多いと思います。英語で議論やプレゼンをさせる前に、まず英語の使い方について学ぶべきなのに,,,重すぎます。 |
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