教官 | 河西 哲子 |
教科(講座) | 脳波で探る心理過程 |
投稿者 | Its |
投稿日 | 2025年02月18日 |
評価 | やや仏 |
テスト | |
レポート | あり |
出席 | あり |
コメント | ・「脳波」とあるが、心理学全般にわたる講義である。脳波はあくまで心理過程を探る手段にすぎない。授業は、前回のコメント解答が開始20分程度を占め、本題に入る。様々な心理過程について、脳波によるとどのように反応が見られるか、という風に授業内容はまとめられる。「グラフによると〇〇だから、、、」というノリで進むことが多いため、脳波そのもの(どういう原理で発生するのか、など)についてはあまり触れられない。
・成績は、毎回の感想とレポート、出席によって決まる。なぜか出席は入室のほかに退室時にもコードを打つ必要があり、面倒。毎回の感想は必ずしも出さなくてもよいらしい。全体の30%を占めるためか、文献を探して長文を送る熱心な人も何人か見られた。事前学習資料という、心理学についての雑誌の一節が載ったものが毎回送られ、それについてコメントするか、授業内容についてコメントすればそれ相応のことは書ける。なお、私は半分くらいしか出さなかった。レポートは、授業で触れられたある心理過程についてさらなる調査をするというもの。「基礎的なことで誤っていると不合格」とおっしゃっていたので、授業で頻繁に現れる言葉についてはよく調べておくとよい。文献を探すのに苦労するかもしれない。scholarでキーワード(調べる心理過程+「脳波」 など)を打つと良いかも。感想を半分しか出さなくとも、レポートは時間をかけたためか、私の成績はA-であった。
・授業:ちょっと中途半端(好きな人は好きかもしれない)/レポート:調査がやや難/成績評価:少し甘め?/心理テストや脳の構造、といった分野とは異なり、期待外れに思う人も少なくないと思います。初回授業に出てから履修を判断することを強く推奨します。レポートさえ書けば悪くない評価は得られるため「やや仏」にはしました。 |
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