北海道大学 授業評価

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教官山中 悠資
教科(講座)日本を襲う巨大津波
投稿者THEY
投稿日2025年02月18日
評価
テスト
レポートあり
出席あり
コメント・津波についてのグループワークが中心の、フレッシュマンセミナーである。最初の3,4回は座学が中心で、3回はオンデマンドであった(各回に課題がついている。課題さえ答えれば座学の内容は覚えてなくてもOK)。座学が終わったら班が結成され、グループワークの回になり、その後の中間発表に向けた作業をする。中間発表のちもグループワーク、そして最終発表という流れ。最終発表のち、最終レポートが課される。 ・グループワークは、発表(プレゼン)に向けた準備時間である。たいていの授業では、プレゼンの準備は授業時間外になりがちだが、この授業は準備の大半を授業内で解決できるため、とてもありがたい。前半のグループワークはネットで調査するのが中心であり、わざわざ本や論文を見ずとも済む。後半は配布されたシミュレーションソフトを用いることが可能になり、より奥深い調査ができる。班での発表は12分程度のプレゼンである。先生からの質問はなかなか鋭いため、抜けのない調査をすると良い(初めて知った概念の理解など)。 ・成績は、最終レポートによってほぼ決まる(らしい)。内容は、グループワークの成果をまとめるのと発表の感想を書くものであり、新たにやることは少ない、、、と考えがちだが、問題は参考資料の整理である。他者の成果にも参考文献は当然つけなければいけないため、グループワーク時に引用元を明記するよう言っておくと良い。というか、班のメモ(議事録的な)がないと少々辛い思いをしそうである。私はこの最終レポートへかかる時間の見積もりを誤ってしまい、少々きつかった。調査の整理はあらかじめ綺麗にしておくと良い。ただ、内容がわかっている点からも、仏の要素は十分にあるだろう。ネット文献が大半であったが、私はなんとかA+を取ることができた。 ・授業難易度:ふつう/課題:ややラク/発表:少々重いが作業時間が授業内でとられているためなんとかなる/教わることは大してなかったが、調べるうちに多少の知識は得られた気がする。地震系を極めたい人にとっては少々物足りなさもあるかもしれない。成績分布もAに偏るため、来年も高い倍率が見込まれる。
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