教官 | 國木田大 |
教科(講座) | 人文科学入門Ⅲ |
投稿者 | 虚無人 |
投稿日 | 2024年09月02日 |
評価 | 並 |
テスト | |
レポート | あり |
出席 | あり |
コメント | 評価は並としたが、マメな人にとっては楽単かもしれない。私は不真面目なので大変だった。
授業自体は90分間先生がひたすら考古学にまつわったりまつわらなかったりする学問分野の話をするだけ。途中小休憩が挟まれ、その時間に出席登録のパスワードが公開される。特に点呼などがある訳ではないので、多分友達に番号を教えてもらえば出なくてもいい。そしてなぜか居眠りが容認されており、先生が穏やかに「寝てる人がいたら後で番号教えてあげてください」と言ってのけるさまは厳しい高校出身の人にとっては異様に映るだろう。内容はためになるが、大体の人は寝るか内職している。特別熱意がある様子もないのに、この状況で90分話し続けられるモチベーションがどこから来ているのかわからない。私も見習いたいものである。
授業後には毎回800字の小レポートが課される。求められる内容は授業のまとめ・次回の予習・感想質問で当たり障りないが、如何せん800字という分量が毎週課題にしては多く、怠惰な学生にはキツいものがある。おそらく最適解は「内職しつつ程々に授業の内容を聞き、まとめをその時間中に完成させる」だろう。ついでに感想・質問の肥やしになる思いつきもメモしておければ言うことはない。私はできなかったが。それが問題なくこなせるマメな人であれば、この授業は間違いなく楽単である。しかし、私は3回授業を飛んでその週のレポートもサボったが、それでも単位はもらえたので怠惰でも最終的にはなんとかなるかもしれない。
そして最後には3000字の最終レポートが課される。授業で扱った分野のうち5つについてそれぞれ600字程度で記述することを求められるが、これもなかなかにしんどい。提出期限がドイツ語統一試験に被っているのも嫌だった。レポート課題の詳細自体は早めに出されるので一日一分野でもチマチマ進めていけばいいのだが、怠惰な学生にとっては苦痛な作業である。この授業を取ろうと思っている人は、ぜひ早いうちからレポートに手をつけてほしい。 |
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