教官 | 長田 直樹 |
教科(講座) | 情報学I |
投稿者 | ??? |
投稿日 | 2024年08月23日 |
評価 | 並 |
テスト | |
レポート | 時々あり |
出席 | あり |
コメント | 必修科目の1つであり、自然科学実験とともに課題が多く過酷であることで有名であるが、どうやら昔よりも課題の量自体は減っている模様である。
この授業は前半パートと後半パートに分かれており、前半は情報倫理や討論、タイピング練習などがあり、後半パートはPythonの演習がある。
前半について、授業ごとに課題があり、次週までに提出することが求められる。具体的にはhtmlや地理情報システムなど。これらは授業中にも取り組むことができ、終わらせることも可能である。また、情報倫理についての課題も毎週ある。情報倫理に関するビデオを見て小テストに回答する必要がある。小テストには選択式の問題もあるが理解した内容をまとめる設問もあり、少々厄介である。
このように前半パートはかなり大変であるがこれに拍車をかけているのは討論である。何故討論が情報学Iで行われているのかといったことが十分に説明されないまま実施され、反感を買うこともある。内容としてはグループに分かれ、あるテーマ(情報学に関係すること)について話し合い、最終的にレポートで話し合いを踏まえて自分の意見を述べることが求められる。なおレポートについては相互評価があり、匿名の生徒からのアドバイスを踏まえて修正ができる期間が存在する。討論レポートが配点、量ともに重いことに加え、グループの当たり外れも大きく、自身の成績を大きく左右する可能性のある恐ろしい課題である。
後半のついて、Pythonの演習であり、前半に比べたら(よほどプログラミングが苦手でない限り)楽である。ただ注意点としては毎授業ごとにテストがあり、このテストが後半パートの成績を決める重要な要素である。大やらかしする可能性があるが、事前に補修用問題を解くことである程度のリカバリーなら可能なので解いておくことをお勧めする。
また、前半と後半の共通点について、加点課題というものがあるのでA帯を狙う人は取り組んでおくことをお勧めする。ただし、ずさんな取り組みの場合は提出しても0点になりうる点には注意。
このように課題が多く大変であることは事実であるが、この授業を並としたのは、ある程度努力が成績に反映されやすいからである。というのも各課題ごとに評価基準が定められており、好成績を取る目処がある程度立つからである。これは特に総合理系(文系)にとっては大きなメリットであろう(僕は総理でも総文でもないが)。また、単位取得のみを考える場合でも同じことが言える。
僕は加点課題を含め全ての課題を期限内に提出し、プログラミングをしっかりと学び、A+を取ることができた。大変な反面、努力に応じた結果が返ってきやすいのでここである程度良い成績を取ることをお勧めする。 |
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