北海道大学 授業評価

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教官高木昌興
教科(講座)生物学Ⅱ
投稿者
投稿日2024年02月20日
評価
テスト
レポートあり
出席なし
コメント高木昌興。その名も鳥類大好きおじさん。全学教育屈指のネタ教官の一人である(と私は思う)。成績は毎回の課題(4点×14回の56点)と期末テスト(44点)の計100点で相対評価される。授業は対面とオンデマンドを織り交ぜており、だいたい12月末までは対面とオンデマンドが交互実施、1月中はオンデマンドのみという感じ。対面授業では鳥の話と自身の調査フィールドである島の生態系に通ずる話しかしておらず、鳥に関係ない分野はオンデマンド授業にして他の教官に丸ごと授業をぶん投げていた。毎回の授業後に課題が出されるが、簡単な空所補充や記号選択問題、100~200字の論述問題など形式は様々だが、量も1~3問ぐらいしか出ない上、難しい問題でもないので昼休みなどで10分ぐらい時間を使えば解答・提出できるであろう。ただし、対面授業の場合は講義内容に関連した鳥の話が原則課題で出されるため、授業に出てメモを残しておくなどしないとまともに回答できないと思われる上、紙に解答して授業内に提出するタイプの課題もあったため、対面の日は授業に嫌でも出ないと詰む。対面授業ではダイトウコノハズクの鳴き声の聴き比べをやらされたり、日本・世界の様々な鳥類の行動の特徴や面白さについて永遠と語り続けていたり、外敵の違いに応じたさえずりの曲調の変化を教えたりとそれはそれは好き勝手やっていた(呆)。期末テスト(通称鳥クイズ)はもう作問するやる気がなかったのか、講義の鳥の話や動物の行動にまつわるヌルゲーの手抜き問題であった。統計学を捨ててわざわざ念入りに対策した時間を返してほしい。とはいえ、結構な頻度でオンデマンド授業を入れてくれ、課題とテストで素点の確保が容易なのは間違いない上、成績評価も結構甘めなため、授業内容はアレだが、比較的当たりの教官なのは間違いない。また、扱う内容が鳥に偏りすぎており、生物選択のアドバンテージが9割方消し飛んでいるため、物理選択でも教授に洗脳させられたと思って鳥を愛せばかなり良い評価を取れるように思うので、前期の生物学Ⅰでやらかした人たちはチャンスである。もはやこの授業は生物学Ⅱではなく「鳥類学Ⅱ」といって差し支えないでしょう。北大当局は高木教授に鳥に関して好き勝手できるような総合科目の講義でも持たせてあげたらどうでしょうか。
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