教官 | 綿引雅昭 伊藤寿 |
教科(講座) | 生物学Ⅰ |
投稿者 | |
投稿日 | 2023年08月25日 |
評価 | やや鬼 |
テスト | |
レポート | なし |
出席 | あり |
コメント | 出席、オンデマンド課題、試験対策ノート、期末試験、授業中の発言などの様々な観点から総合的に相対評価される。オンデマンド課題はオンデマンド講義時の出席確認代わりにも使われるため出し忘れには要注意。私は受験の時に生物選択であり、かなりできる側の人間だったため、授業内容は高校生物に毛が生えた程度であるから予習復習などほぼ不要だったが、物理選択者にとってこの教官はかなりハズレだと思われる。予習してない初学者などは置いてきぼりで爆速で授業を進めるため生物を1学期で片付けたい物理選択の総理勢はかなりの覚悟が必要。講義資料も大半がキャンベル生物の図のベタ張りと僅かな補足情報しか載っていないため、授業だけで詳しく内容を理解できるとはとても言い難い。ただし綿引教官の授業は大学の教員の中だったらかなりわかりやすい方の教え方だなと個人的に思った。前半パートを伊藤教官、後半パートを綿引教官が受け持っており、綿引教官は出張の関係上数回ほどオンデマンド講義を実装したが、講義映像なんてものはどこにもなく、殆どが図のベタ張りの授業スライドを見て自習し、ELMSで時間制限付きのオンデマンド課題に解答する形式であり、ここでも初学者置いてけぼり現象が散見される。そしてこの教官達の鬼畜な所は期末試験用に試験対策ノート(A4用紙裏表10枚の計20枚をホチキスどめ。期末試験時に持ち込み可)を作成させるところにある。しかも原則手書きであり、インターネットや講義スライドから図を持ってきて貼っても加点なし(むしろ加点される手書きのスペースが減るため逆効果)、枚数が20枚以下である場合は減点される仕様となっているため、とんでもないほど作成に時間を取られる。前日から徹夜しても終わるような物ではないので遅くとも試験3日前くらいから作り始めないと詰む。理想系は授業の復習として授業終わりに毎回コツコツまとめていって完成させることなのだろうが、自然科学実験と情報学Ⅰの連携攻撃を長期間食らっている我々にそんな余裕などない。「こんな大量の対策ノートを作らされたんだから試験はさぞ難しいんだろうな。」と思って期末に臨んだら、私目線では拍子抜けするほど簡単であり、作成した対策ノートはほぼヘルプで必要となる箇所がなく紙屑状態だった。生物選択だったらノー勉で突撃してもまぁまぁな点は取れると思われる。物理選択の方々は相棒のノートと共に頑張って乗り越えて下され。問題数はそこそこ多く、伊藤教官の作成パートでは論述問題、綿引教官の作成パートではあてはまるものを全て選択する系の問題で結構差がついてるのかなと体感で思った。私は授業中の発言の加点の恩恵は受けておらず、対策ノートはとても綺麗にまとまっていると呼べる代物ではないものを出したがA+であった。おそらく発言による加点は微々たる物で、対策ノートは綺麗さよりも内容が見られていると思われる。論述問題が苦手な人は対策ノートに自分で論述問題を考えて模範解答といっしょに書いとくと試験の時楽できるかも。とは言っても20ページの対策ノートを試験に持ち込める以上、生物選択者が凄まじいアドバンテージをもった状態で試験が行われるわけではないので、生物選択者は努力してきた物理選択者に足元救われないように、物理選択者は対策ノートをしっかりと仕上げて試験に臨めるよう留意しとくべき。シンプルに試験対策ノートの作成が重すぎるのでやや鬼評価とした。 |
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