北海道大学 授業評価

鬼仏表 > [ 北海道大学  投稿]

 
教官長崎達
教科(講座)特殊講義Ⅱ 損害保険の実務と法
投稿者道外出身のとある法学徒
投稿日2023年08月24日
評価ど仏
テスト
レポートなし
出席あり
コメント講義はオムニバス形式で基本的に毎回異なる外部講師が担当する。内容は題目の通り損害保険(自動車保険、火災保険、地震保険etc..)に関する内容が中心であるが、他に生命保険や第三分野の保険(医療保険など)も扱う。評価方法は毎回の講義後に感想や質問を記載して提出するペーパーによる出席が42%、期末試験58%である(出席は毎回のペーパー3点×14回、期末試験は100点満点を58点満点に圧縮)。法学部には珍しく出席点が4割程度あり、かつ期末試験に関してもすべて択一問題ないし正誤を判定する問題のみの出題という稀有な出題形式である。期末試験に関して、対面で受ける場合は一切持ち込み不可の代わりに90分で50~60問、当日何らかの理由で受験できない場合に3日間程度の期間受験可能なオンライン試験は、なんでも参照できる代わりに60分で80問~100問と分量が圧倒的に多く、かつ対面試験よりやや範囲が広がり内容も難しくするとのことであった(私は対面で受けたのでオンライン試験の具体的な内容は不明)。対面試験の内容であるが、正直普段論述のみの試験ばかり受けている身からすると拍子抜けするほど簡単であった。ほとんどが空欄に当てはまるものや正しい内容を3択から選ぶ問題であり、かつ試験の例題としてスライドに記載されていた問題が、選択肢の順番やその文言まで全く同じ状態で何問か出題されていたので、前日に毎回の講義のスライドを2周くらい回しておけばほとんどの問題に容易に回答できると思われる(講義によってはスライドが70枚程度あることもあるが、全15回の講義のうち4,5回分が範囲外であったので前日から手をつけても余裕で間に合う)。私は開始30分後の提出開始時間までに一通り解き切った上で見直しを2,3周することができたが、開始30分の時点で教室にいた受験者のうち6~7割が答案を提出していたので大抵の人は同じような感じだったのではないかと思われる。ちなみに評点はA+であった。2単位講義ではあるが、法学部の中でもトップレベルの楽単科目といえるので、少しでも単位数が欲しい法学部の皆にぜひ受講してほしい。
ツイート