北海道大学 授業評価

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教官マンスブリッジ・パトリック・マイケル
教科(講座)英語演習 中級:心理言語学の紹介
投稿者Y
投稿日2022年08月05日
評価やや鬼
テスト
レポートあり
出席あり
コメント 初回授業の開幕は彼のトレードマークでもあるモンスターエナジー片手に、なぜかスペイン語で始まった。筆者はその時点で本能的に嫌な予感がしたのだが、その感覚は正しく、その後は意味のわからないくらい早口な英語で講義が進行され、英弱の筆者は毎回泡を吹きながら講義を受けていた。もちろん講義中は当てられる。講義の題材が題材なので、質問の内容も難解で、「いやこんなもん日本語で聞かれても答えられへんわ!」みたいな内容のものも多かった。クラスメンバーも半分留学生だったので講義中の討論も非常にレベルが高く、本当に文字通り指をくわえて見ていることしか出来なかった。全くこの教師にしてこの生徒ありと言ったところである。 ここまでいかにも履修するべきでない講義のようにネガキャンしているが、実は筆者はこの講義を取って良かったと思っている。なぜならマンスの講義は難解だが、その分講義は非常に上手で、とても面白いものとなっていたからだ。来年度以降も彼がこの内容で英語演習を行うかは分からないが、彼の扱う題材に少しでも興味があるのならば十分に履修する価値はあると思う。 成績評価についてだが、端的に説明すると「Aは出ないが誰でもBはあげる(本人談)」である。彼は初回授業でもテスト前にも「B+は誰でもあげるよ」みたいなことを言っていた。試験もレポートもあると書いているが、そんな対した内容を求められる訳ではなく、試験に関してはこの講義において覚えていることや面白かったことを思い出せるだけ書け!と言った小学生の感想文のような内容であった。なおテスト直前にレジュメのスライドが全てオンラインで公開されるので講義内容を覚えていなくても別に問題ない。1つ注意点としては、4回欠席すると落単なので、極端にサボり癖がある生徒は履修すべきでないかもしれない。 ここまで長々と書き連ねているが私の意見としては「英語が好きだったり英語に対して向上心のある生徒は是非履修欲しい」である。彼の講義は間違いなくあなたの英語力を向上させてくれると思う。少なくとも私はついて行くのに苦しい講義ではあったが、履修したことに対する後悔は全く無い。もしかしたら今期履修した講義の中で1番有意義な講義だったのではないか?とさえ思える。賛否のある教授ではあるが、少しでも悩んでいる人は是非勇気を出して履修して欲しい。 最後に、マンスへ。短い期間だったが楽しい講義をありがとうございました。
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