教官 | bananaナナナ奈々7七NANA |
教科(講座) | 人の不幸が蜜の味なら、自分の不幸は罪の味かもね |
投稿者 | |
投稿日 | 2021年03月07日 |
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コメント | クラスの友人が殺されてしまった。
私がカレーを作っていると、よく見ると鍋の底から、蟻が表面まで登ってきていた。おやおや。よく見ると、ムカデもいるではないですか。鍋の中身はみるみるうちに節足動物だらけになっていき、ニンジンやジャガイモや、お肉は食べ尽くされてしまいました。夕ご飯は食べれませんでした。残念。
学校に着きました。席に着くと、何かがおかしいです。
「おい、今日もあったらしいぜ」
右斜めの前田くんが隣の席の奈緒ちゃんにこそこそ言っています。
よく見ると、昨日まで、一番前の席に座っていた委員長の裕子ちゃんの姿が見受けられません。どうやら、裕子ちゃんは殺人鬼の魂に乗っ取られてしまい、果てに自殺してしまったようです。
私の祖母はこれは魔女の仕業と言っています。魔女は沢山の本を持っていて、本のページの内容を書き換えると、それが現実になってしまうのです。でも、それはこの街だけに効果があって、他の街には効果がないみたいです。じゃあ、みんなでこの街を出ればいいじゃないと思う方もいらっしゃると思います。でも、魔女はこの街のルールを書き換えてしまって、私の街では、他の街とは違う摂理で動いているのです。どこがどう違うと言われると、私には分かりませんが、何かが違うみたいです。
ここでは、羽化すると存在を認識できなくなるdream wormと呼ばれる昆虫がいたり、受精卵の中で永遠と分裂し続けて、やがて、この星より大きくなってしまう魚類の卵があったりします。
それ以外にも私たちは、誰かからの信頼を失われることを極端に嫌います。これも私たちの街のルールみたいです。 |
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