教官 | 木村史彦 |
教科(講座) | 【トピックス会計学】財務会計/財務諸表分析 |
投稿者 | こいこう |
投稿日 | 2024年07月26日 |
評価 | 仏 |
テスト | |
レポート | 時々あり |
出席 | なし |
コメント | 今年度から分割された財務会計の片割れ。吉田先生が担当する財務報告とあまり関連性はなく、両方履修しても相乗効果はない。さて、第一に講義についてだが、会計の先生の中ではいちばんわかりやすかった。会計原理の尾関先生は会計マシーンであるのに対し、木村先生は会計原理でぐちゃぐちゃになった会計を財務諸表分析に必要な範囲でかみ砕いてくれる。財務諸表分析は就活に有用なので、会計系のゼミ以外に所属している人にとっても役立つだろう。基本的には教科書に準拠していて、教科書をわかりやすくして練習問題を載せたテキストを使いながら学んでいく。分量もそこまで多くなく何よりも説明がわかりやすいので授業のストレスは全くない。そして何よりも木村先生が素晴らしいのは、学生思いなところだ。今年度から就活中にもかかわらずテストが1.5倍ほどになった学生を気遣って、持ち込み可のテストにしてくれた。また他の先生が見学に来る際には内職を見られないように一番後ろには座らない方がいいよと忠告してくれた。雰囲気はベテラン教員。学生の温度感をよくわかっていらっしゃる。個人的にはあまり興味のある授業ではなかったが、リラックスして授業を受けることができた。ただし木村先生自身は学生との双方向のコミュニケーションをとりながら授業をしたかったそうなので、次年度以降は改善されて分量を絞ってテスト持ち込み不可、指名しまくりとかに変わる可能性はある。第二に成績評価についてだが、途中レポートは課されるもののあってないようなもので、ほぼ期末テストで決まる。でもこれも持ち込み可なので、特に指定された教科書を購入した学生なら余裕…というわけでもなかった。案外問題は難しく、記述は二問だけだったが計算がけっこう大変だった。一応類題が事前に講義資料とともに配布されているので、それをしっかり解けるようにしておこう。やってみてわかったが意外とヘビーだった…。やはり持ち込み可なだけに単純な計算問題で単位をくれるわけがなかった…。てな感じで、実用性も比較的高い内容を扱ううえに教員はベテランでわかりやすく、ちゃんと対策しておけばまず単位を落とすことはないため、後学の徒には履修を勧める。 |
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