教官 | 石垣茂光 |
教科(講座) | 民法 |
投稿者 | こいこうi |
投稿日 | 2024年07月26日 |
評価 | 仏 |
テスト | |
レポート | 時々あり |
出席 | なし |
コメント | 非常勤講師による経済学部で数少ない法律を学べる講義。公務員試験で使う人は履修を強く勧める。なぜなら公務員講座と比べて圧倒的に簡略化されていてわかりやすいからだ。私は大学生協の公務員講座を受講しているため予備校の場合はわからないが、短期間で問題を身に付けなければならない公務員講座と違ってかなり授業のペースがゆっくりだし、そこまで突っ込んだ内容は扱わないため、今まで法学を勉強したことのない経済学部生にとってはこれから公務員試験対策で法学を学ぶにあたって入門的な立ち位置にあるといえる。現に私自身も公務員講座を受けてみてあまりのペースの速さと難しさに驚いた。まずはこの経済学部の民法の授業で下地をつくっておくことを強く勧める。では公務員志望ではない学生にとってはどうなのかというと、出席したくない人は取らない方がいいんじゃないというのが率直な感想。なぜならこの講義は数回のレポート(今年は三回だった)とテスト(持ち込み可)で成績がつくのだが、おそらく全く出席していないといい点数をとるのは難しいだろう。第一に先生が出席してもらうために基本的にレポートの出題内容や解答のポイントを講義内でしか説明しない。まるでサボってレジュメだけ見て勉強しようとしている学生を貶めようとしているかのようだ。授業にさえ出ていれば必ずしも満点が取れるわけではないが、それなりの評価はもらえるだろう。そしてレポートの比重がかなり大きいため、たとえテストで高得点を収めていようとも、レポート未提出や0点は単位が遠のくと思った方がいい。さらにテストも授業受けていれば非常に易しく余裕なのだが、レジュメはかなり難しく書いてあるため、自分で勉強しようとするのは至難の業だろう。むしろレジュメなど全く見ずに先生の話だけ聞いておいた方がいい。先生の話はわかりやすく判例や最近のニュース、具体例を交えながら、重要なところは反復して下さるため、講義を真面目に受けていればわからないということはないだろう。ちなみに石垣先生は授業中たまにだが指名することもある。まあ後ろの方は指されないため日引先生と違って全員に意見を聞くなんてことはない。総じてこんなラクチンなのに4単位ももらえるので、積極的な履修を私は勧める。 |
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