教官 | ホルスト・マーク |
教科(講座) | 英語 |
投稿者 | KAZUYA MISHIMA |
投稿日 | 2024年03月10日 |
評価 | 鬼 |
テスト | |
レポート | あり |
出席 | あり |
コメント | 学生からやたらと『ど鬼』評価を喰らいやすい教授だが、課題やプレゼン、期末テストを普通にこなしていけばある程度の評価は確約してくれる。課題などよりもむしろ、おそらくほとんどの学生にとって障壁となるのが、本講義では英語のみ使用されるという点である。ホルスト教授は全15回の講義で英語のみを話す。難しい単語は日本語で補足はしてくれるが『発展クラスの人々にとって』難しい単語を補足してくれる、というレベルなので大半の学生にとってはかなりきついものとなるだろう。本講義では課題の比重が大きく、なんと評価の40%を課題が占めている。この課題では教授からテーマを提示され、毎週250〜300文字程度のエッセイを書くこととなる。その後は教授から文法や内容につい
ての添削を受ける。しかし、課題を出される頻度はまちまちで、最初は毎週やると聞かされていたが途中から2週に1回になった。(ただし、添削を受けたあとの一週間は文法ミスを直したり、100文字程度追加したものを提出する必要がある。)
プレゼンテーションは3回目、4回目ぐらいでランダムでチームを組まされ、一つのテーマについて構成を考えていき、発表することとなる。23年度の後期は『自分たちの国家を作る』というものだった。発表は全員の前で発表する形式ではなく、発表回が2回あり、発表チームと見学チームにわかれ、3人の学生の前で3回程度発表することとなる。このうち1回のみ教授が見学し、評価をつけられる。
期末テストはなんとスピーキングテストであった。23年度の後期はディベートだったが、テーマや具体的なアイデアは事前に伝えられるため、そこまで気を張る必要はない。所要時間は5分〜10分程度であったため、むしろ普通に筆記試験をやるより全然楽なんじゃねえか?と思ったのはここだけの秘密。
補足として、本講義では毎週20〜25単語程度の単語テストが行われるが、こちらはそこまで比重が大きくない。単語の意味まで英語で書かれていたけど。
総評として、本講義は英語がある程度できたうえで課題やプレゼンをコツコツやる力が備わっている人にとっては、楽とは言わないがちゃんとした評価を受けることができる講義だ。教授がフレンドリーで加えてジョークを飛ばしてくる英国紳士であることと英語をみっちり学べることも考慮すれば、『楽単』ではなく『良単』と言ったところだろうか。しかし、コツコツやる力が備わっていなかったり、そもそも英語が苦手という人には本講義は阿鼻叫喚の地獄絵図であることは言うまでもないだろう。加えて、この教授が担当していた前期のクラスは発展クラスではなかったにも関わらず、課題は我々が受けたそれよりよほどきつそうだった。そのことを考慮し、本講義には鬼評価をつけることとする。
※本コメントは後期に開講される英語ICにおける評価である。ホルスト教授は前期と後期で内容がそもそも違うため、評価に差があることをご理解お願いしたい。 |
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