| 教官 | 石垣司 |
| 教科（講座） | 数理統計 |
| 投稿者 | こいこう |
| 投稿日 | 2024年01月29日 |
| 評価 | 並 |
| テスト | |
| レポート | なし |
| 出席 | なし |
| コメント | 経済学部の中でもかなり優しい石垣先生の授業。出席なし・課題なし・テスト100％だけど簡単♪の楽単。ます講義についてだが、石垣先生は授業中は難解な数学を使った説明は避けわかりやすい説明が心掛けられその分発展的な数学を用いた学習各自に委ねられているため、授業自体の難易度はあまり高くない。東北大学の経済学部の先生方が著している「経済経営のデータサイエンス」という本を読めばわかるのだが、前期の計量分析と後期の数理統計は2割くらいこの教科書に準拠している。つまり1年かけてこの本について学ぶのだが、残りの8割が各先生が自由にやっているので、個人的には納得のいかない部分が多い。前期の計量分析に関してはすでにここに投稿しているので省くが、数理統計に関しては極力数学的な説明が排除されているため、逆に論理的にわかりにくくなっている。「難しいからここはなんとなく理解して、卒論書くときにでも思い出してね～」みたいなのが随所でなされる。なのでこの講義で統計についてはあまり深く学べない。どちらかといえば浅く広くだ。線形回帰から統計的因果推論まで幅広く扱うため、一つ一つのトピックはあまり深堀されない。はっきり言って満足度は低い。次に成績評価についてだが、簡単なテスト100％、かと思いきやこのテストが思いのほか難しかった。数学を極力使わなかったため大半が知識問題なのだが、けっこう細かいところまで出してくる上、マーク式なのだが1問あたりの要求知識量が多い。具体的に言うと、4つの記述のうち「すべて誤り」「1つ合っている」「2つ合っている」「3つ合っている」「すべて合っている」の五択を突き付けて来る。その難易度は正直過去問を用意するか授業を毎回受けていないと厳しいものがある。欠席してスライドを眺めるだけでは苦戦するだろう。よって評価は並とした。他学部基準では仏なのだろうが、石垣先生の割には難しかったのでこのように評価した。とはいえこの感じで4単位ももらえるのはお得なので、経済学部生はぜひこの授業を履修することを勧める。前期の計量分析とはあまり関連がないので、そっちまで履修する必要はない。 |
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