教官 | 川本雄一 |
教科(講座) | 情報通信理論 |
投稿者 | ちいかわ |
投稿日 | 2023年12月22日 |
評価 | ど鬼 |
テスト | |
レポート | なし |
出席 | 時々あり |
コメント | この授業はシラバスには川本先生担当と書いてありますが、実際には東北工業大学に勤務されている非常勤講師、中山教授による授業です。この授業は講義の日と演習の日があり、演習の日は中山教授が来ないでTAの学生のみで運営されます。
講義の日と演習の日でそれぞれ以下のような問題点があります。
①講義の日
授業スライドは授業前に配られず、授業終了後の数時間後にClassroomにアップロードされます。授業スライドにはミスや計算間違いも多く存在し、正直見る価値は薄いです。講義中には教授による説明もありますが進行速度が速い上に非常にわかりづらいです。自分で図書館から情報理論に関する本を探して勉強した方が有意義な時間を過ごせると思います。
講義中には授業スライドには載っていない例題の解答や定理の証明などを黒板へ板書により行います。授業スライドに答えが載っていた場合でも1週間後ほど後に突然その答えの部分だけ削除してスライドを再アップロードする場合があるため、実質出席必須です。授業を休んだ人に対する対応は、理由はどうあれ威圧的です。
板書は書く速度が速いため文字が汚くなりがちです。程度的にはnとxの見分けがつかなくなるレベルです。当然ですが板書で書く内容でも計算間違いや記入ミスが頻発します。板書をノートにとるのは困難を極めますが、まだ書き終わってない人がいるにも関わらず、板書してある黒板の前にスクリーンを出すなどの妨害工作を仕掛けられるため、「板書」という名称よりも「写真撮影大会」の方がしっくりするでしょう。
②演習の日
演習プリントは前日に一夜漬けで作ったことを疑いたくなるレベルでミスが頻発します。このミスを問題作成者は本来どのように書きたかったのかという受け取り方によって解答が変化します。TAの学生がこの時間中いらっしゃるのですが、このミスに対して質問しても「僕自身、履修したことがないためわからないです。」の一点張りをされます。演習の日は事前に予習をしておかなければ演習時間中に解答を提出することができません。
総じて、この単位は好んでとる単位ではありません。テストがもう1つのクラスと合同で行われることが唯一の救いでしょうか。自学自習に時間をとることができる人かつ、演習問題作成者の意思を読み取れるスタンドの使い手の人以外にはおすすめしません。
おまけですが、個人的にわかりやすいと思った情報理論の本を紹介しておきます。
今井秀樹:情報理論(改定第2版)、オーム社(2019) |
|
|
|