教官 | 井上和治 |
教科(講座) | 刑事法入門 |
投稿者 | |
投稿日 | 2023年09月14日 |
評価 | やや鬼 |
テスト | |
レポート | なし |
出席 | なし |
コメント | おそらく、法学部の学生が1セメで受講する専門科目の中で最も難しいものであると思う。判例を参照しながら、15回の授業の中で刑法・刑事訴訟法について広く浅く取り扱っていくのだが、浅くといっても法の初学者である1年生にとっては結構難しいものであると思う。レジュメは量・質ともにかなり充実しており、授業における先生の説明も非常に分かりやすい。刑法の分野は難しいながらもおもしろいため、授業に関しては苦痛に感じることもないだろう。ところが、今年受講者を驚かせたのは、期末試験の難しさであった。「判例問題の判例を覚えてこなければならないとはいかがなものか」と主張する人が多かったが、まずシンプルに解答に必要な文量が多かった。試験中に熟考する暇はないため、試験前には十分に勉強して、かなりの自信を持った状態で試験に臨む必要があったと思う。とはいえ、授業でかなりしっかりと言及された部分から出題されていたものが多かったようにも思われるため、授業に真剣に取り組むべき。しっかり授業を受けて試験勉強もしていれば、落単は回避できるレベルの試験ではあったと思う。また、遅刻して前の方の席に座ろうとした場合、授業を一旦止めてまで先生から注意されることになるので、遅刻した場合には後ろ方の空席を探して座りましょう(頻発したためClassroomに警告文がupされました)。 |
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