教官 | 山本喜久江 |
教科(講座) | グローバル学習 |
投稿者 | |
投稿日 | 2023年01月13日 |
評価 | 鬼 |
テスト | |
レポート | |
出席 | |
コメント | 先生の言うことを聞いて優秀な成績を収める、いわゆる優等生にとっては仏。しかし探究心をもって学習に臨み、先生の言うことにも疑問を抱ける学生にとっては鬼。他の方も書いているように、単位が欲しいなら「先生の期待する回答」をしなくてはならない。この授業はグローバル社会に必要なマインドを育むと謳い、実際それっぽく意識高そうな演習や事例の検討などを行うが、実態は日本の縦社会で評価されるのに必要なマインドを養う授業。先生の信念から逸れる回答をすると真っ向から否定される。(なんの悪気もなく)一度先生の発想を転換させた意見を述べたところ、理解しようとする態度も示さず、正面から否定されたことがある。コミュニケーションを学ぶ授業で教える側が生徒を不快にさせるようなコミュニケーションをとってなにがしたいのか……。授業内容はたしかになるほどと思うものがあるが、それのほとんどは根拠が薄い。先生の研究の成果なのかもしれないが、受講生視点では、かなり主観的で古いデータを基にしているなという印象を受ける。また、非常勤とはいえ教務課がこの講師の授業を継続させているのにも疑問が残る。本当にグローバル社会で活躍できる学生を育てるなら、この講師の授業は対象から外すべき。この授業では視野が広くなるどころか、無批判に物事を受け入れる狭隘な視野をもってしまう。そのことに気づきにくいのも恐ろしいポイント。何はともあれ、本当の意味でグローバルに活躍することを志す学生には、この授業はお勧めしない。それ以外の学生にはむしろ向いてるだろう。 |
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