教官 | 林慶 |
教科(講座) | 電磁気学基礎論 |
投稿者 | |
投稿日 | 2022年11月18日 |
評価 | 鬼 |
テスト | |
レポート | なし |
出席 | あり |
コメント | 教員自体は真面目で、資料も丁寧に作り上げていたので良い授業だったように思います。鬼と感じたのは試験です。履修者のおよそ半数が再試験となりました。
原因は電磁気学という分野の難解さ、ではなく純然たる計算量です。
問題を見て立式まではできますが、冗長な微分や、知っていないとできない積分をノーヒントで出題してきます。しかも立式だけでは部分点はもらえず、ある程度計算を進めて答えの一歩手前まで式変形をしてはじめて部分点をもらえます。
この授業の単位を取るために必要な要素は、電磁気学の知識を身に着けていることではなく計算をミスなく行えることです。これではなんのための授業かわかりません。
自作のノートであれば持ち込み可能となっていますが、その対価としてこれだけの計算量を強いるのであれば、逆に持ち込みを不可にしてガウスの法則など諸法則を身に着けていれば簡単な計算で答えを得られる問題をテストにしてほしかったです。
実際この授業の続きとなっている4Sの「電磁気学Ⅰ」はそういった問題演習を行っており、現在問題なく進められています。
この教員の授業があたってしまった場合は、運が悪かったと思い電磁気の練習ではなく計算練習をしましょう。 |
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