教官 | 叶 深 |
教科(講座) | 化学A |
投稿者 | にゃーん |
投稿日 | 2021年08月26日 |
評価 | やや仏 |
テスト | |
レポート | あり |
出席 | あり |
コメント | 【条件付き仏。長文失礼するが読んでくれ。】
基本的には対面授業、平行してZoomでのオンライン受講も可であった。毎回、出席確認フォームの送信とレポート課題の提出が必要。それと中間試験、期末試験で成績が決まる。今年度は、中間試験は教科書や先生のパワーポイント資料の持ち込みが可であった、期末試験は持ち込みは関数電卓のみであった。私は、関数電卓を持っておらず、期末試験開始直前に焦っていたが、計算中心のただ面倒くさいだけの問題は出題されなかった。毎回の授業をしっかり聞いてレポート課題に取り組めば、それほどきつい授業ではない。
今年度、叶先生の科学Aの授業を受講した人たち(主にC1工学部情物6組&7組の一部)は、この先生はど鬼だというと思う。確かに、4月中にシュレディンガー方程式の内容をすべて説明しきるなど、他クラスに比べて授業進度が比べ問ならないほど速いが、心配する必要はない。全学教育において、化学Aの立ち位置は、量子力学の概念や、運動を確率的にしか推測できないという思考法を知るための授業であり、もとより、量子力学のすべてをこの半年で理解するためのものではない。そういうのは、工学部であれば専門科目で開講される。
わからないからと言って諦めてはいけない。先生も、我々の理解度の低い分野や重要な分野を演習する時間は設けてくれた。シュレディンガー方程式を解くことよりも、VSPER理論や混成軌道など、化学結合論の重要な概念を理解することのほうが大事であるし、先生もそのための授業は確保してくれる。微分方程式を解くことは化学Aの授業において本質的な内容ではないし、微分方程式を解きたいなら、数学物理学演習の後半部分でも予習してたらいい。
先生のパワーポイントのレジュメは非常に見やすい。叶先生は理学部化学科の先生であり、教科書の範囲をこえた知識もすこし話してくれる。授業が分からないなら質問すればいい。ただ、どこがわからないのかわからない、という状況には陥りやすい。レポート課題に取り組むときに、いろいろ調べて解けばいい。化学つよつよの友達を持っておくのもいいかも。まあ、先生が重要だと言ったことくらいは覚えるようにしよう。きちんと授業を受けている人にとっては仏の先生だと思う。ぶっちゃけ、僕も最初の頃は先生の授業で自分が心配だったが、今となっては先生の授業に感謝している。 |
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