東北大学 授業評価

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教官高橋禎雄
教科(講座)人間と文化
投稿者
投稿日2021年07月19日
評価
テスト
レポートあり
出席あり
コメント 東北大学史概説の講義であった。筆者は2020年度に受講しており、その時はオンラインのオンデマンド形式であった。まず、高橋先生のことだが、ちょっとでも怠惰な受講生に対しては相当厳しい扱いをするので注意が必要である。たとえば、授業の感想をいい加減に書く受講生をたまに講義の冒頭でキツく注意していた。さらに、学部新入生のみが受講できるにも関わらずその決まりを守らずに履修したり、第一回目の講義動画(ガイダンス)を視聴しなかった受講生に対して「このような受講生には、本講義を履修する資格がありません。履修登録を取り消してください」と非常に厳しく発言しており、一応真面目に受講していた学生としては正直不快になった。不真面目な受講態度だと、先生だけでなく他の受講生にも多大な迷惑を掛けることになるのでくれぐれも注意が必要になる。  その分、講義そのものはべらぼうに面白かった。東北大学の歴史について、日本の政治情勢と関連させながら授業するというのが主なテーマである。自分の通っている大学が、国内の政治および民間との関わりを通して発展してきたということをこの講義で学び、とても良い知見を得たと感じている。本学の歴史に少しでも興味があるなら受講すべきだし、特に近代の政治史が好きな学生ならまず間違いなく楽しめる内容である。  あと、課題であるミニットペーパーに、先生が毎回律義にコメントしてくれたり、質問に答えてくれたりした。頑張って書くと「しっかりした内容です」と肯定的なコメントを書いてくれたりして、受講するうえでのモチベーションが良い意味で維持しやすかった。厳しい一面こそあるが、頑張って受講する学生のことはきちんと評価してくれるという優しい面もある。あと雑談も面白く、最後まで聴講しても飽きない。ガイダンスで「うわあ、あの先生苦手だ...」と思っても、積極的に受講するとそんなことはなく、気づけば最後まで楽しく受講していたという学生も多いだろう。とにかく、本学の歴史に興味があるなら、あまり臆せず(ただし真面目に!)受講してみても良いはずである。
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