教官 | 川口幸大 |
教科(講座) | 英語原書講読 |
投稿者 | バチャ豚 |
投稿日 | 2018年08月03日 |
評価 | 鬼 |
テスト | |
レポート | なし |
出席 | なし |
コメント | まず最初に筆者は2セメにてこの授業を履修済みである。
英語原書講読は文学部1年後期の必修授業で、クラスごとに決められた教官が授業を受け持ち、教官の専門分野の英文(論文など)を読んでいく、という授業になっている。
よって担当教官に依っては、毎日一行ずつ出席順にやっていったり、A4一枚を訳し一度だけ発表、という超絶仏な授業に成りうるが、この川口先生が担当になってしまった30余名は覚悟をしなければならない。
授業の形式は、論文の訳と関連した発表を毎回1時間ほど割り当てられた班が行い、残り時間でディベートを行うというもの。他の班の発表中は別に寝ててもいいし、川口先生のコメントは面白いし、ディベートも別に評価の対象にはならないため、授業時間は楽といえる。
しかし、一回ごとの論文の量が、驚きのA3裏表びっしり4枚。先生はこれを毎回訳してくることを望んでいる。正気の沙汰ではない。そしてその訳を毎回ノートにまとめて最後に提出しなくてはならない。(あまりにも非情すぎるため、もう少し楽にならないかと訴えた友人がいたのだが、一日一枚やれば一週間で終わるよね、と返された。頭おかしいでほんま)しかし、各班の発表では、よほどの変人が発表しない限りは、本文を丁寧に訳してくれる。そのため、周りの人たちはそれを懸命にノートに書き写す作業を行っていた。しかし、怠惰を極めに極めていた私は、それすら面倒くさかったので、スマホで毎回の発表を録音し、あとからそれを聞きながらノートに書き起こせば、皆よりもっとクオリティの高いノートになるだろうと考え、録音ボタンを押し爆睡を繰り返していた。
この授業の評定はほぼそのノート一本で決まる。そして、結果的には友達よりも私の方が評定はよかった(A)。だから、録音し、後からじっくり書き起こした方がよい評定をもらえるだろう。ただ、その友達は、何回かサボった回が抜けていたり、発表中も夢うつつで内容が漏れ漏れであるノートを提出してCだったので、人気の専修を選ばない、とりあえず浮けば良い人ならそれでよいかもしれない。
ちなみにその友達のノートはルーズリーフ裏表10枚程で、私はその倍の裏表26枚を提出した。さらにちなみに、怠惰の極意を得んとしていた私は、結局その録音を聞くことなく学期末に至り、提出〆切3日前にようやく録音ファイルの蓋を開け三徹して26枚を書き上げたのだが、それはまた別のお話。 |
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